神のみぞ知るセカイ FLAG246感想

優秀なバディー現る
前回、破天荒な劇の中で天理に本当のことを伝えた桂馬。
「運命をぶっこわす」ため二人は協力することを誓います・・・

はい、第246話 「良い縒り糸、悪い縒り糸」感想です
続きからどうぞ～

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天理と桂馬が劇を終えました。
あれだけ派手な演出（もはや演出というレベルではない）をしたかいがあり、観客の小学生たちにもかなりの好評の様子。

その裏で・・・明らかに何かを企んでいるであろう香織の姿が・・・。
なんと、ヴィンテージが女の子に印をつけるときに用いていた道具を手にしているのです！
天理に対して使おうとしている模様ですが・・・？

桂馬はエルシィに対し「香織は一番盛り上がる所で何かやるつもりだ。見逃すなよ！」と伝えていました。
しかし・・・「止めろ」とは伝えてないんですよね・・・ということでエルシィが躊躇していると、

ギラ）首尾はどうだ？
香織）上々よ。あと一人、いけにえを追加してもいい？
ギラ）・・・いや、間に合ってる。
　　　こちらも・・・・・・一人追加するからな

やっぱりか・・・

以前から感想で何度か書いていましたが・・・
（例えば第233話の感想）
「果たして香織さんは気づいているんでしょうか？
自分こそが一番大きな「スキマ」を抱えているかもしれないということを。
最も古悪魔の依代にふさわしい存在であるということを。」

結局のところ香織こそ、最も器としてふさわしい存在なんですよね・・・
大きなスキマを抱えていて、なおかつ優秀。もってこいの人材です
やっぱりヴィンテージに裏切られてしまったようです。
おそらく最初からそのつもりで香織を協力させたんでしょうね・・・

自業自得というか何というか・・・むしろ香織ほど賢い人がなぜ最後まで協力してくれると信じてたのか不思議なくらいです・・・
桂馬にも「自業自得」だとバッサリ切られてしまっていましたね。

桂馬）香織は首輪をつける装置を出したか？
エルシィ）出しました！
　　　　　　でもヴィンテージに持っていかれちゃいましたーー
　　　　　　なんちゃって～～☆手に入れましたよーー
　　　　　　拾われる前に、羽衣で作ったニセモノと入れ替えましたー
桂馬）おお！！お前のくせにやるな！！

誰だこの有能なバディーはｗｗ

香織が落とした例の装置、透明になったエルシィが拾うより前にヴィンテージに持っていかれた気がしましたが、どうやらちゃんと羽衣と入れ替えていたようです。
ほんとうに誰だこの有能バディー！

その後、歩美と一緒にいたドクロウが首輪について分かったことを二人に話します。
科学魔法、というもので作られているそうで、信号を屋上の装置に向けて発信しているそうです。
魔法の時点で科学じゃない気がしますがｗｗｗ
そして、その信号に反応して屋上の機械が作動するんだとか。

エルシィ）科学魔法って何式ですか？
ドクロウ）61式だと思う・・・
エルシィ）61式！？61式なら私でもはずせますよ！
　　　　　　時代遅れの魔法です！！
　　　　　　そっか、ここは昔だから・・・
　　　　　　私の魔法の方が新しいです！！（うひょうひょ）
　　　　　　この時代なら・・・私・・・優等生だったかも・・・

この時代で優等生になってどうするんだｗｗｗ

おおげさに例えるならば、
戦国時代に今の兵器持ち込んで、「火縄銃！？時代遅れの銃ですよ！」って言ってるようなもんですしｗｗ
ちょっとした優等生気分になり、調子に乗るエルシィ・・・
感情の起伏が面白いですねｗ

しかし・・・
現代のセカイにつなげるためには、ここでヴィンテージを阻止してはいけないんですね。つまり、
・ヴィンテージの作戦は成功させなければならない
・かつ女の子の心に穴があくのも防ぐ

この一見すると矛盾する二項目をクリアしなければいけないと。
そこで桂馬が思いついたのは例の装置を利用するということ。

エルシィに作戦を伝えて桂馬は立ち去ろうとします。
この作戦については、次回で明らかになることでしょう。

桂馬）ボクは、香織を助けに行く。
　　　　攻略ってのは求めるものを与えるものだけど・・・
　　　　今回は何つーかおせっかいってやつだよ。
　　　　天理、お前も行くぞ。これからよく見ておくんだ。
　　　　これはお前とボクの攻略なんだ！！

「二人の」攻略が今、始まる！

あと誤植報告としては「ぼくは香織を助けに行く」→「ボクは」ですね