白抹茶のセカイ: 神のみぞ知るセカイ　FLAG244感想

２人で作りだす、「新たな物語」
別世界で一からやり直すのではなく、天理と一緒にこの世界で頑張ることを決めた桂馬。
天理の言葉に応え、ようやく復活を遂げました！

昨日の神のみ女神篇最終回感想は↓
http://keifcbkaminomi-w.blogspot.jp/2013/09/312.html

はい、神のみぞ知るセカイ第244話　「Much Ado about “Something”」感想です。
続きからどうぞ～

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もう、失敗は許されない。

前回の教室の崩壊によって球の模様が完全に消えてしまいました。
つまり・・・一回勝負。コンテニューはもうできません。
ついに、女神篇と同じ状況になりましたね。
ミスってもやり直せず、一度起こったことはもう覆すことが出来ないというより状況に・・・。

エルシィ）天理さんってすごいですね・・・
　　　　　　あんな場所に飛び出していくなんて・・・
　　　　　　あ、あの、私もにーさまの所に行こうとしてたんです～
　　　　　　ホントですよ～～でも天理さんが危ないと思ったし～
　　　　　　にーさまの考えもあると思ったから・・・・・・
　　　　　　でも行けばよかったかなぁ・・・

飛びこまなかったことを悔やむエルシィ。桂馬もわかってるような様子です。これはむしろ信頼の証でしょうね
以前、ヴィンテージに捕らわれそうになる桂馬を体を張って助けたこともあります。
おそらく、天理が飛び込んでいなければ真っ先に飛び込んでいたことでしょう。

しかし・・・結果として飛び込まなかったことで救うことができたんですが。

そんな中、ついに始まるロミジュリ決戦
ほとんど練習できないまま本番に突入することになりそうです。

しかし、桂馬はあくまで冷静に、エルシィに香織を見張るよう指示します。
その理由とは・・・？

桂馬）香織はどこかで、天理に何かやってくるはずだ！！
　　　　今更衣装ズタズタとか落とし穴とか
　　　　下剤とかそんな小さな妨害してくる訳がない！
　　　　多分あいつは、
　　　天理をヴィンテージに引き渡すつもりだろう。

ここで気になるのは、香織が「理想の世界」を作るために語っていた謎の機械。
あれに一体どのような機能があるのか、
また「女の子の心に穴があいちゃうんだって！」とは果たしてどういう意味なのか・・・？

そこで、ふとエルシィは、ヴィンテージが女の子の首に黒い帯が巻いていたことを思い出します。
そういえば歩美もつけていた・・・歩美も狙われている！？

ということで、歩美をドクロウの元に連れていくことも指示します。
それよりも今は・・・開演がもうすぐ！！

桂馬）香織は、最後に何か仕掛けをしてくるはずだ。
　　　　しかも、最もふさわしいタイミングで・・・
　　　　香織に動いてもらうためにも、
　　　　ボクらがいい劇をすることが必要だ！
　　　　台本なんか・・・必要ないよ。
　　　　ここから先は、作られたストーリーなんて必要ない！
　　　　ここからは物語を作っていくんだ。
　　　お前とボクで・・・！！
　　　新しい物語を！！

これまで、「本来の未来」にこだわりすぎて縛られ、受け身になっている感じがありました。
また、桂馬一人に責任を負わせられ、その重圧に押しつぶされそうになったこともありました。
しかしこれからは・・・
二人で新しい物語を、新しいセカイを作っていく。

何か、世界の創造ってとこからアダムとイブ的なものが連想されますね。
神のみは神話がらみが多いので、もしかすると関係あるかもしれません。

一方エルシィは、田舎者のふりをして、歩美を連れ出すことに成功しました。
歩美足はええええ！

ロミジュリ演劇も終盤にさしかかり、クライマックスのシーン。

ジュリ）お、おお、ロミオ様・・・どれだけ愛し合っても・・・
　　　　　私たちは結ばれることはない・・・！！
ロミオ）ジュリエット、これは運命なんだ・・・
ジュリ）なんという呪われた宿命だろう。
　　　　　だって・・私たちの家は争いあう間柄なんですもの・・・

おお、香織が即興で作ったにしてはなかなかな脚本。天理も結構セリフ覚えてるんですね！
あと、以前の天理ならこんな舞台で演劇をすることなんてできなかったでしょうから、桂馬が知らない内に天理も成長していますね！

この感じ、まさにロミオとジュリエット！！

ロミオ）いや違う。

！？

ロミオ）ボクらが結ばれない、本当の訳は・・・
　　　　ボクが、タイムトラベラーだからだ！！
　　　ハロージュリエット！！
　　　ボクははるか未来から来た・・・フューチャーボーイだ！